見てみよう!いろいろな生き物が地球で生きているね
人間は今どんなふうにくらしているの?
こんなにたいへんなこと、もうかかえきれないよ…
今、地球でおこっているいろいろな問題…
エネルギー
エネルギーの使いすぎによる…地球温暖化問題

地球の平均気温があがっていくことを「地球温暖化」っていうんだ。
地球をつつんでいる大気には温室効果ガスという、地球の気温を人間が生活しやすい温度にしてくれるガスがふくまれている。
でも、温室効果ガスが増えすぎると地球を熱くしすぎてしまうんだ。
温室効果ガスの中で、地球温暖化に一番大きな影響をあたえているのは二酸化炭素(CO2)。このまま地球温暖化がすすむと、世界中の自然やくらしに影響がでてしまうんだよ。
私たちが住む地球を守るため、地球温暖化について勉強してみよう!

ごみ問題
たくさん作り、たくさん捨てる…ごみ問題

不法投棄などによる環境汚染や健康被害、ごみの埋め立て地の寿命や、動物などが誤ってごみを食べてしまっている・・・などの様々な問題が世界中で起こっています。ごみを処理しきれず、先進国が発展途上国の国々に、金属やプラスチック資源と偽り、ごみを輸送しているという事実も発覚し、アジア諸国が受け取りを拒否しています。ごみを減らすためにどうすればいいのか、一人ひとりが真剣に考える必要があります。

海洋プラスチックごみ問題
あなたの口にも入っている…海洋プラスチックごみ問題

プラスチックは、我々の生活に広く浸透し、利便性と恩恵をもたらしてきましたが、世界全体では毎年約800万トンものプラスチックごみが海洋へ流出していると推計されています。このままでは、2050年には海洋における魚の重量をプラスチックごみの重量が上回ってしまうという予測まであります。
こうした背景を踏まえて、2020年7月1日から全国全ての小売店でレジ袋の有料化が開始されました。

食品ロス問題
遠くから運び、食べ残す…食品ロス問題

食品ロスとは食べられるのに捨てられている食品のことです。日本では年間600万トン以上の食品ロスが発生しており、そのうち約半分は家庭から発生しています。これは日本人一人当たり年間50㎏、毎日お茶碗1杯分の食べものを捨てていることに相当します。
また、消費期限と賞味期限の違いは知っていますか?消費期限は、食べても安全な期限のことです。品質の劣化が早い食品に表示されています。賞味期限は、おいしく食べることができる期限のことです。この期限を過ぎてもすぐに腐るということではなく、自分で食べられるかどうか判断することも大切です。

生物多様性の問題
人間が自然の生態系を乱している…生物多様性の問題

生物多様性とは、動物、植物、藻類、細菌などの幅広い生き物がそれぞれにあった環境で豊かに生きていることです。単に様々な生き物がいるだけではなく、生きている場所で進化して個性をもった生き物が他の個性を持った生き物とつながりながら生きています。
まだ知られていない生物を含め地球上には500万~3,000万種の生き物がみられますが、現在1日に約100種、 1年間になんと約4万種が地球上から姿を消しているといわれています。私たちの暮らしは食料・衣服・薬・水や空気など様々な生き物に支えられていることから、生物多様性の損失は私たちの生活に影響を及ぼす大きな環境問題です。しかし、地球温暖化の問題とならぶ重要な問題であるにも関わらず、日本では生物多様性の劣化が世界的に起こっていることや向上させる必要があることが知られていません。

ありがとう!これからもいっしょだよ…!