株式会社日誠産業のリサイクルパルプ工場を見学しました!!
県民の方を対象に、広く環境問題について学んでいただく「とくしま環境首都学校講座」の一環として、環境問題の顕在化が始まった1980年代に、ラミネート古紙専用のリサイクルパルププラントを設立され、リサイクルについての先進的な取組をされている株式会社日誠産業の工場見学を、岸野正和様(株式会社日誠産業 品質管理 部長)、山田純一郎様(株式会社日誠産業 企画部 取締役部長)、平尾佐知子様(きせきれい株式会社 取締役 コミュニケーションマネージャー/株式会社日誠産業 コミュニケーションマネージャー)のご対応のもと、2021年12月18日(土)に実施しました!
工場見学には、親子を含めた5組11名が参加(^^)/ 冒頭、岸野様から株式会社日誠産業の取組等についてお話をしていただき、森林保護に寄与するFSCの森林認証「FSC®-CoC認証」(適切な森林管理がなされた森林からの木材・木材製品であることを認証するもの)を取得されていること、また、ごみのない社会を目指す上勝町とSDGsパートナーシップ・アライアンス調印式を執り行われる等、リサイクルについて環境に配慮した先進的な取組をなされていることについてお話をしていただきました!その後、きせきれい株式会社の平尾氏から、SDGsの推進に関わる取組として、上勝町において「ゆこう」を活用した商品開発や、「フーディケーション」(「食-food」と「教育-education」を融合させた言葉)を通じた環境教育として、アップサイクル商品の開発(牛乳パックと廃プラスチックから新しい素材・商品を開発すること)を実践されていることについてお話をしていただきました!
その後、日誠産業のリサイクルパルプ工場を見学し、ラミネート古紙から再生パルプができるまでの一連の流れをご説明していただき、パルプとポリエチレンを分離させる工程等がよく分かりました(^^)/また、再生されたパルプがティッシュペーパーやハンドタオル等の家庭用品やノートや封筒等の文具製品、その他産業用品等、非常に多様な製品にリサイクルにされていることをご説明していただきました!
最後の質疑応答では、活発に質問がなされ、参加してくれた子供からもするどい質問がなされる等、日誠産業のリサイクルの取組についての関心の高さが伺えました!今回の見学で学んだ事をご家族の方や友達にも是非、伝えてほしいですね(^^)/
岸野様、山田様、平尾様、この度はご対応をいただき、ありがとうございました!!