【12月18日は終了】とくしまの環境を学ぼう(次は最終回の1月15日)
12月18日(木)、徳島大学・常三島キャンパスにて、第5回目の公開講座を開催しました(全6回開催予定)。講師は、環境ライターの佐藤由美さん、「気候変動と私たちの未来」をテーマに講演していただきました。佐藤さんは、世界各地の環境問題を取材され、11月にブラジルで開かれたCOP30も現地で取材されています。
今回の講演では、COP30の最新情報を含め、気候変動の現状や課題について、多くの事例を盛り込んで、わかりやすく、そして熱意を持って、お話しいただきました。概略だけ紹介すると・・・
➤気候変動は、現在、危機的な状況に直面している。これまでの社会システムのままでは人類の生活が持続できない時期に来ている。このことを、私たちは自分のこととして考えられるか。
➤環境対策は非経済で企業活動を阻害するというのは過去の話。安定した気候システムがなければ、安定した生活自体が成立しない。そして、脱炭素に取り組まなければ、世界のマーケットから取り残されるのが、現在の常識になっている。先進的な企業ほど、気候変動への危機感は強い。
➤目指すべき方向に向けて、私たちが変わらなければ、人類に明るい未来は望めない。インド独立の父・マハトハ・ガンジーの言葉を紹介する。”Be the change you wish to see in the world.” 「世界に変化を求めるなら、あなた自身がその変化そのものになりなさい(世の中に見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい)」
次回の公開講座は、令和8年1月15日(木)です。いよいよ今年度の最終回です。
テーマは「廃棄物の未来」、講師は杵築技術士事務所の阿部清一さんです。
申し込みをお待ちしております。
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